今村 るか (Facebookより)

難病の方々の支援充実と自死のない社会へ

ALS患者さんが安楽死を依頼したのではないかとの報道です。患者さんに対しての病気だけではないメンタルのフォローアップなどもっと出来ることはなかったのか残念です。逮捕された医師の方もつらい思いをされたことでしょう。

病気は医療、心は保健、介護は福祉と縦割りだけでない横の連携、総合的包括的な支援の拡充が必要です。

以下は読売新聞さんの記事から

京都市で昨年11月、難病の筋萎縮いしゅく性側索硬化症(ALS)で在宅介護を受けていた女性患者(当時51歳)が搬送先の病院で死亡する事件があり、京都府警は23日、女性から依頼を受けて薬物を投与し、殺害したとして、仙台市内の開業医(42)と東京都内の医師(43)を嘱託殺人容疑で逮捕した。捜査関係者への取材でわかった。2人は女性の主治医ではなく、SNSを介して女性と知り合ったとみられ、府警は経緯を慎重に調べる。

 捜査関係者によると、2人は昨年11月30日夕、京都市中京区の女性宅を訪れ、女性に多量の薬物を投与し、殺害した疑い。

 女性はマンションで一人暮らしで、24時間体制で介護を受けていた。昨年11月、2人が女性宅を訪れた後、意識を失っている状態で見つかり、搬送先の病院で死亡が確認された。通報を受けた京都府警が調べたところ、体内から薬物が検出され、防犯カメラ映像などから2人を特定した。

 女性は周囲に「安楽死させてほしい」と話していたといい、府警は、2人が女性から頼まれて殺害したとみて、経緯を調べる。

 ALSは体を動かすための神経に異常が生じ、全身の筋肉が動かせなくなる進行性の難病。最終的に呼吸が難しくなり、人工呼吸器を使わなければ生存期間は2~5年とされる。病状の進行には個人差が大きく、根本的な治療法は見つかっていない。厚生労働省によると、国内の患者数は9805人(2018年度末時点)。

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